無職で無収入の専業主婦でも、2024年から開始した新NISAを利用できます。
このページは、主に以下に関して記載しています。
- 無収入もしくは低収入の専業主婦が、お得に新NISAを利用するために必要なものの説明
- SBI証券で、証券口座+NISA口座
- 三井住友Oliveで、銀行口座+クレジットカード
- その必要なものを、お得に開設する方法の説明
- 専業主婦のNISA口座で、お得に「つみたて投資枠」を利用する方法の説明
- 専業主婦のNISA口座で、お得に「成長投資枠」を利用する方法の説明
我が家は無収入の専業主婦の家庭で、このページで記載している方法でお得にポイントを稼ぎつつ、専業主婦の妻名義のNISA口座で資産運用を行っています。
また、記事内でも紹介していますが、三井住友OliveとSBI証券を組み合わせることで、ポイントを稼ぎつつ、お得に資産運用ができます。
以下の紹介コードを入力してエントリーし、三井住友Olive口座を開設することで1,000円分のVポイントがもらえるので、口座開設する際はぜひご利用ください。
FF71226-3344018
Olive口座を開設する前月〜翌月末までにエントリーすれば対象となるため、開設後のエントリーでも問題ありません。
また、すでに三井住友銀行の口座を持っており、Oliveに切り替える場合でもエントリー可能です。
2024年から開始した新NISAとは
年間120万円の「つみたて投資枠」と、年間240万円の「成長投資枠」があり、全体の限度額として1,800万円分が非課税で資産運用できる制度です。
詳細は金融庁のサイトでご確認ください。
【前提】専業主婦がお得に新NISAを利用するため、必要なもの
- 専業主婦の妻名義
- 【証券会社で開設】証券口座+NISA口座
- 【銀行で開設】銀行口座+クレジットカード
- 夫名義
- 【銀行で開設】銀行口座
専業主婦の妻名義の証券口座、NISA口座
専業主婦の妻名義で新NISAを始めるためには、証券会社で妻名義の証券口座と、その証券会社内でNISA口座を開設する必要があります。
基本的には一度の申し込みで同時に開設可能で、無職で無収入でも特に問題なく口座開設可能です。
銀行等でもNISA口座開設可能ですが、手数料が高すぎるので絶対におすすめしません!
主要なネット証券会社としてはSBI証券と楽天証券があります。
詳細は以降で紹介しますが、三井住友OliveでのVポイント投資を行う前提で、SBI証券で証券口座およびNISA口座を開設することをおすすめします。
専業主婦の妻名義の銀行口座、クレジットカード
新NISAで投資信託等を購入する際、主に以下の2つの方法があります。
- 銀行口座等から証券会社に入金し、その現金で購入する
- 証券会社の対応しているクレジットカードで決済し、購入する
銀行口座やクレジットカードは、証券会社の口座名義と同じ名義である必要があるため、専業主婦の妻名義の銀行口座やクレジットカードが必要となります。(家族カードは利用不可)
なおクレジットカードに関しては、証券会社が対応しているクレジットカードのみ利用可能で、SBI証券は三井住友カード、楽天証券は楽天カードとなっています。
ここまでで何度か記載した「三井住友Olive」は、三井住友銀行の銀行口座やクレジットカードをまとめて管理できるサービスです。
三井住友Oliveに登録することで、上記の現金購入のための銀行口座と、SBI証券でのクレジットカード購入のためのクレジットカードがまとめて発行できます。
我が家も専業主婦の家庭ですが、無職で無収入の妻でも特に問題なく発行できました。
詳細は以降で紹介しますが、三井住友OliveとSBI証券との組み合わせでVポイント投資を行う前提で、三井住友Oliveで銀行口座およびクレジットカードを発行することをおすすめします。
【FAQ】クレジットカードの発行は必須?
必須ではありません。
ただ、新NISAのつみたて投資枠は、クレジットカード決済で積み立てを行うことで、クレジットカードのポイントを獲得することができるため、非常にお得でおすすめです。
SBI証券の場合、三井住友カードで投資信託を毎月積立購入すると、毎月積立金額の0.5%〜5%のVポイントが獲得できます。
ポイント付与率は発行するカードによって異なり、以下となります。
また、クレジットカードでの積立は月10万円が上限となっているため、月のポイント付与上限は以下となります。
カード名 | 付与率 | 付与上限 | 年会費 |
---|---|---|---|
プラチナプリファード | 5.0% | 5,000pt | 初年度無料、次年度以降33,000円 |
ゴールド | 1.0% | 1,000pt | 初年度無料、次年度以降5,500円 |
一般 | 0.5% | 500pt | 無料 |
ゴールドカードは、年間100万円利用すればそれ以降毎年年会費無料となりますが、クレジットカードによる投資信託の積立購入分の金額はカウント対象外となります。
無収入もしくは低収入の専業主婦の妻名義のクレジットカードで年間100万円利用することは難しいため、基本的には年会費無料の一般カードで良いでしょう。
なお、2024年11月買付分からは残念ながら改悪があり、クレカ積立以外での年間カード利用額に応じてポイント付与率が変わります。
夫名義の銀行口座
妻名義のクレジットカードで積み立てた金額は、妻名義の銀行口座から引き落とされます。
ただ、専業主婦で無収入となると、基本的に妻名義の銀行口座にはお金はない状態かと思います。
そのため、妻の銀行口座に振り込むための夫名義の銀行口座が必要となります。
詳細は以降で紹介しますが、三井住友OliveでのVポイント投資を行う前提で、妻と同様に三井住友Oliveで銀行口座開設することをおすすめします。
【前提】新NISAでSBI証券と三井住友Oliveを併用するメリット
新NISAでSBI証券を利用するメリット
- 投資信託を保有しているだけで、残高に応じたポイントが毎月もらえる(投信マイレージ)
- 投資信託の購入にポイントが利用できる(ポイント投資)
新NISAで三井住友Oliveを利用するメリット
- SBI証券でクレジットカード投信積立が利用できる
- 給与・年金受取口座指定で毎月200pt、もしくは、ご利用特典で毎月100ptもらえる
- プラチナプリファードのカードを発行した場合は、両方あわせて300ptもらうことも可能
- 家族同士でポイントを分けられる
「給与・年金受取口座指定」に関しては、実際に会社から給与として振り込まれなくても、2ヶ月連続で3万円以上の振り込みがある場合、2ヶ月目以降から給与受取とみなされます。
つまり、夫から専業主婦の妻名義の口座に毎月3万円以上振り込むと、妻名義の口座で毎月200ptもらえることになります。
さらに、ポイントを家族同士で分けるサービスを利用し、妻のアカウントにポイントを集約して新NISAの成長投資枠でポイント投資を行うことも可能となります。
新NISAでSBI証券と三井住友Oliveを併用するメリットまとめ
詳細は以降で紹介しますが、SBI証券と三井住友Oliveを併用することで以下が可能になります。
- 夫の給与振り込みを夫名義の三井住友Olive口座に設定し、毎月200pt獲得
- 妻名義の三井住友Olive口座に毎月3万円以上を振り込み、毎月200pt獲得
- 上記振り込み金額の範囲(上限10万円)でクレカ積立を行い、ポイント獲得
- 購入した投資信託を保有するだけで、投信マイレージでポイント獲得
- 夫名義のポイントと妻名義のポイントを合算し、ポイント投資
【準備】お得にSBI証券口座と三井住友Oliveを開設する方法
1. 三井住友Oliveの紹介コード入力
まずは、三井住友Oliveをお得に開設するための準備です。
上記のサイトで以下の紹介コードを入力してエントリーすることで、1,000円分のVポイントがもらえます。
FF71226-3344018
三井住友Oliveのアカウントを開設する前月〜翌月末までにエントリーすれば対象となるため、開設後のエントリーでも問題ありません。
また、すでに三井住友銀行の口座を持っており、Oliveに切り替える場合でもエントリー可能です。
2. ポイントサイト経由で三井住友Olive開設
次に、実際に三井住友Oliveの口座開設です。
ポイントサイトを経由して口座開設することで、数千円分のポイントが獲得可能です。
時期によって獲得できるポイントが異なっており、複数のポイントサイトを比較しましょう。
3. 三井住友銀行経由でSBI証券口座開設
最後に、SBI証券の口座開設です。
上記からSBI証券の口座開設を行うことで、条件に応じて最大15,100ptもらえます。
なお、ポイントサイトからでもSBI証券の口座開設が可能です。
ポイントサイト経由の方がお得な場合があるため、見比べましょう。
【実践(つみたて投資枠)】専業主婦名義のクレカ積立で、つみたて投資枠埋め+毎月ポイント獲得
1. 夫の給与振り込みを夫名義の三井住友Olive口座に設定
まずは、夫の給与振込先を夫名義の三井住友Olive口座に設定し、夫名義での「給与・年金受取口座指定」特典の毎月200ptを獲得しましょう。
直接三井住友Oliveに給与振り込みではなくても、別の銀行口座から毎月3万円以上を定期振り込みする方法でも問題ありません。(2ヶ月目から200ptが獲得できます)
2. 専業主婦の妻名義の三井住友Olive口座に毎月3万円以上を振込
次に、夫名義の口座から妻名義の三井住友Olive口座に毎月3万円以上の定期振り込みを行い、妻名義での「給与・年金受取口座指定」特典の毎月200ptを獲得しましょう。(2ヶ月目から200ptが獲得できます)
3. 上記振り込み金額の範囲(上限10万円)でクレカ積立設定
最後に、SBI証券で、上記の振り込み金額の範囲内で投資信託のクレカ積立を設定しましょう。
現状は10万円までが設定可能となっています。
毎月10万円の振り込みおよびクレカ積立を行う場合、つみたて投資枠年間120万円の満額が利用可能となります。
ただし、年間110万円以上を振り込むと贈与税がかかってしまうため、ご注意ください。
以上で、新NISAのつみたて投資枠を利用しつつ、夫名義で200pt、妻名義で200pt+一般カードの場合最大250pt+投信マイレージ分のVポイントを毎月獲得することができます。
【実践(成長投資枠)】夫婦でポイントを合算し、成長投資枠埋め
1. 家族登録を行い、妻のアカウントにポイント集約
まずは、上記から妻を家族に登録します。
これで、家族間でポイントを共有することが可能になります。
このポイント共有を利用し、夫の「給与・年金受取口座指定」特典の毎月200pt分を妻のアカウントに集約しましょう。
ただし、共有したポイントは有効期限が6ヶ月となるため、共有するタイミングにはご注意ください。
なお、夫もSBI証券で投資信託を保有している場合は、投信マイレージで獲得できるポイントをVポイントに設定することで、そのポイントも妻に渡すことができます。
2. 家族で集約したポイントを利用してポイント投資
集約したポイントは、投資信託の購入に利用できます。
定期的にポイントを集約し、成長投資枠で投資信託を購入しましょう。
投信マイレージ分を除外しても、最低でも夫200pt、妻450ptで月650円分、年間7,800円分の投資が可能となります。
実際は、投信マイレージ分や投資以外で獲得できるVポイントも含め、年間数万円分投資可能でしょう。
3. 贈与税がかからない範囲で振込&入金
年間110万円以上を贈与すると贈与税がかかります。
たとえば、クレカ積立用の資金として月5万円、年間60万円分を妻の口座に振り込む場合、これも贈与とみなされます。
その場合、残り年間50万円までは贈与税がかからず贈与可能となります。(詳細は税理士等にご確認ください)
その50万円以下を妻の銀行口座に振り込み、それを証券会社に入金してその資金で成長投資枠で株や投資信託を購入しましょう。
以上で、新NISAのつみたて投資枠の利用で獲得したポイント等も利用し、成長投資枠を利用することができます。
【要注意】既に三井住友カードを利用済みでOliveに切り替えた場合
SBI証券でのVポイントサービスの解除および再登録が必要
既にOlive以外の三井住友カードをSBI証券で登録済みの人で、Oliveに切り替えた場合は要注意です。
SBI証券のVポイントサービスの登録を一度解除し、再度Oliveで登録しなおす必要があります。
この手続きをしない場合、投信マイレージが付与されません。(私は知らず、1ヶ月分損しました)
正常に登録できているかどうかは、SBI証券で何らかの投資信託の購入画面に行き、以下のような画面の「ポイント数」の部分でポイントが表示されていれば大丈夫です。
登録できていない場合はポイントが表示されず、「—」と表示されます。
既存の三井住友口座からの切り替えでもOlive紹介キャンペーン対象
すでに三井住友銀行の口座を持っており、Oliveに切り替える場合でもOlive開設の紹介キャンペーンにエントリー可能です。
以下の紹介コードを入力してエントリーすることで、1,000ポイントもらえます。
FF71226-3344018
Olive移行の前月〜翌月末までにエントリーすれば対象となるため、移行後のエントリーでも問題ありません。
忘れずにエントリーしておきましょう!
【運用成績参考】我が家の新NISA運用成績
我が家も夫婦で新NISAを利用しており、運用成績は随時以下で更新しています。
【勉強】オンライン資産運用セミナー
以下の条件にマッチしている人向けの、複数人参加でのオンライン資産運用セミナーです。
- 年収600万円以上
- 会社員、公務員
年収が600万円未満の人や、自営業・フリーランスの人は参加できません。
これから資産運用を始めたい会社員・公務員の人向けに、NISAやiDeCo、節税、年金対策など、無料のオンラインセミナーを開催しています。
1時間半程度のセミナーで、土日も含めてほぼ毎日、複数の時間帯でオンラインで開催されているため、都合をあわせやすく、気軽に参加しやすくなっています。
なお、セミナーの中で、投資商品等の申し込みや契約締結は一切ありません。
新NISAでの運用先に悩む方は、セミナーに参加して勉強してみてはいかがでしょうか。
コメント