2023年4月以降、PayPay請求書払いの支払方法が変更になります。
すでに以下の改悪で、2022年4月以降PayPay請求書払いでの「決済金額」に対してはPayPayポイントは付与されない状態になっていました。
ただ、それでもポイントを獲得できる裏技がありましたが、2023年4月以降はその方法も利用できなくなるという改悪になります。
以下に詳細をまとめます。
PayPay請求書払い改悪時期
2023年4月以降
PayPay請求書払い改悪内容
PayPay請求書払いで利用できる支払い方法の変更
時期 | 支払い方法 |
---|---|
2023年3月まで | PayPayマネー PayPayマネーライト PayPayポイント |
2023年4月以降 | PayPayマネー |
今まではPayPay請求書払いにはPayPayマネー、PayPayマネーライト、PayPayポイントが利用可能でした。
2023年4月以降は、PayPayマネーのみが利用可能となります。
PayPayマネー、PayPayマネーライトとは?
種類 | 内容 |
---|---|
PayPayマネー | 出金が可能なPayPay残高 利用するには、本人確認書類による本人確認が必要 銀行口座、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、ヤフオク!・PayPayフリマの売上金からチャージした金額が対象 |
PayPayマネーライト | 出金は不可能なPayPay残高 PayPayカードやPayPayあと払い、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを利用してチャージした金額が対象 |
重要な点としては、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いによるPayPay残高チャージは「PayPayマネーライトになる」というところです。
2023年3月まで利用できる、PayPay請求書払いでポイント付与する裏技
PayPay請求書払いでの「決済金額」に対しては、元々2022年4月以降PayPayポイントは付与されません。
ただし、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを利用してPayPay残高チャージを行うと、支払い先に設定されているクレジットカードでのポイントが付与されます。
たとえば、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いで1万円チャージし、PayPay請求書払いで1万円支払った場合、以下のポイントが獲得できます。
種類 | 付与ポイント |
---|---|
PayPay残高チャージ | 100ポイント(1%付与のクレジットカードの場合) |
PayPay請求書払い | 0ポイント |
ただし、支払先をPayPayカードで設定している場合、2022年12月からはPayPayポイントが付与されなくなっています。
PayPayカード以外を設定する必要があります。
私は、1.2%の高還元率のリクルートカードを設定しています。
PayPay請求書払い改悪後はどうなる?
上記のソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いによるPayPay残高チャージは「PayPayマネーライト」の扱いになります。
そして、PayPay請求書払い改悪後は「PayPayマネーライト」は利用できず、「PayPayマネー」のみ利用可能となります。
つまり、PayPay残高チャージの裏技によるポイント獲得ができなくなり、PayPay請求書払いでの獲得ポイントは完全に0になります・・・
PayPay請求書払い改悪対象
固定資産税や自動車税などの自治体に納付する地方税が対象です。
水道料金や、民間企業が発行する請求書に関しては対象外で、今まで通りPayPayマネーライトやPayPayポイントが利用可能です。
まとめ
地方税統一QRコード「eL-QR」に対応し、PayPayで地方税を納付できる自治体が大幅に増えるとのことですが、すでに多くの自治体で納付可能であり、メリットはそこまで大きくありません。
また、「PayPayあと払い」で支払うことも可能になりますが、これも特にメリットはありません。
特に明記はありませんが、PayPay残高払いではポイントは付与されないため、おそらくPayPayあと払いでもポイント付与対象外になるかと思われます。
つまり、2023年4月以降特に改善の内容はなく、改悪だけが目立つ内容になっています。
PayPay経済圏でどんどんポイントが付与されなくなってきています・・・
また、2023年8月1日より、PayPayアプリを利用した決済で、PayPayカードやPayPayカードゴールド以外の他社クレジットカードを利用した決済が利用できなくなります。
その対策は以下も参考に。
また、PayPay請求書払いではポイント付与されませんが、普段の利用ではPayPayステップ達成するとお得になります。
PayPayステップ達成方法は以下も参考に。
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